2012年02月27日

モーリス・アンドレ氏

昨晩、ラッパ界…いや、世界の音楽界に衝撃が走った。
FBもTwitterも開くとその話題ばかり。

偉大な音楽家、モーリスアンドレさんの訃報。

高校時代、FMから流れてきたハイドンのコンチェルトを聴いた時に衝撃を受けた。それまでトランペット=ニニ・ロッソと思っていた私は、あまりのショックに、どうラッパを吹いていいかわからなくなるほどだった。

それから、間もなく来日。
高校の友達と県立音楽堂に聴きに行った。
アンコールの主よ人の望みの喜びよを聴いて、震えが止まらないほど感動した。暫く言葉も出ず、感動を言葉にしたくなく、まだギャルギャルだった高校生女子なのに、全く会話をせずに帰った。

超絶技巧も凄いけれど、あの白丸の音だけで人の心に響く…そんなラッパ吹きって凄い!と、高校生ながら心を鷲掴みにされ、そんなラッパ吹きになりたい!と強く憧れた。

その後、芸大に入ってからまた来日。私の恩師、杉木先生のお師匠様でもあるので、パーティーですき焼きをご一緒させて頂けた。
私は緊張して全く箸をつけられなかったけれど、アンドレさんは箸を使うのに苦戦されていて、箸でしらたきをつかみながら「箸を使うのはブランデンブルクを吹くより難しい」なんて無邪気な笑顔で話されていたのがとても印象的だった。

その後数年してまた来日。サントリーホールに行った。もう、その時はアンドレさんがステージに現れただけで涙が止まらないほどのオーラ。

音に人間性が出るのはわかるけど、出てきただけで会場の空気さえ変わってしまうあのオーラ。
一生忘れないし、それを感じることができた私達は幸せ者だと思う。


アンドレさん、沢山の感動を有り難うございました。
安らかにお眠り下さい。
posted by 英三子 at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/254332940

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。